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 「初めに言があった。……光は暗闇の中で輝いている。」
小社の出版物は稀少本であり、その光の働きをしている。

新刊案内

処女(おとめ)マリヤの受胎・悪魔 滝沢克己著
本書は、表題からして衆知されている聖書の言葉であるが、・・・果して聖書だけの物語、言葉なのでしょうか。・・・自分自身のところにあったのかというようなことなんですね。・・・(最晩年に語ったことより)
知的障害児の人間学的探究ーその生理・病理・心理・現象ー 中野 桂子 著
本書は知的障害のある子どもを具体的に取り上げています。障害のある子どもを理解するには、人間であるその子どもが生きている現実に向かうほかないからです。(あとがきより)
社会学の問い 北垣 徹著
「社会」とは、分かったようで分からないことばだ……「社会とは何か」と問うことは見当違いの問題設定である。むしろ……社会の在り処をさぐること……読者はどの章からも読み始めることができる(「はしがき」より)。